VRでスポーツ!トレーニング機器やVRスポーツ観戦をご紹介

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VRはスポーツの臨場感を体験するのに最適な技術です。都心にいてもダイナミックなVR体験で思いっきり体を動かしたり、スポーツ観戦では球場やスタジアムにいるかのような体験ができたりと、様々な楽しみ方ができます。

プロ野球選手がトレーニングに取り入れるほどの再現力を持つVRを活用したスポーツについて、トレーニング機器やスポーツ観戦などをご紹介します。

VRスポーツで運動不足を解消!

これからご紹介するVRプログラムは、室内運動でありながらまるで屋外で運動しているかのような体験ができたり、自宅で気軽にスポーツを楽しめるものを集めました。運動が苦手な人でも、これらのVRプログラムならきっと楽しみながら運動不足を解消できることでしょう。

VRフィットネス「ICAROS(イカロス)」

ドイツのIcaros GmbH社が開発した「ICAROS(イカロス)」は、モチーフとなったギリシャ神話の登場人物イカロスのように、VRで空を飛ぶ体験をしながら全身を鍛えることができる新感覚のエクササイズ・マシーンです。専用の器具に寝そべるようにして乗り、VRゴーグルを装着してバーチャル世界の空を飛び回ることで、ほぼ全身を鍛えることができます。

価格は現在8,400ユーロ、日本円で換算すると約110万円で、送料も含めると120万相当になります。ジムやフィットネスクラブへの導入を想定したマシンだといえるでしょう。VR PARK TOKYO SHIBUYAやアイ・カフェAKIBA PLACE店、FUN & BODYのVR体験ショールームなどでICAROSのトレーニング体験をすることができます。

VRサイクル「THE TRIP」

世界的フィットネスプログラム開発会社Les Mills(レズミルズ)の特化型スタジオ「CYCLE & STUDIO R Shibuya」で体験できる、VRの没入感を利用した屋内サイクリングです。THE TRIPはVRゴーグルを用いず、映画館のようなスクリーンとサウンドシステムが等身大でVRの世界を作り上げます。

美麗なCGで描かれたジェットコースターのようなサイクリングロードを駆け抜ける映像に合わせてサイクリングマシンを漕ぐことで、まるで本物の自転車で走っているかのような没入感と共に気持ちよく汗をかくことができます。

VRゲーム「VR SUPER SPORTS」

PCゲームストア「Steam」で販売されている、8種類のスポーツで遊べるPC用スポーツゲームです。プレイするにはPC用のVRヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)が必要となります。Steamのゲームをプレイするのに推奨されているHMDはHTCViveです。

遊べるスポーツはボウリング、ホームラン競争、ゴールキーパー、バスケットボール、弓道、クレー射撃、ボクシング、カート。他にダウンロードコンテンツで、卓球とゴルフがそれぞれ追加可能です。HTCViveに付属しているコントローラーを両手に持ち、それを動かすことで飛んでくるボールを打ったり、矢を射ったりと様々なことができます。VRなのでずっと走り回るということもなく、運動が苦手な人でも爽快な気分でスポーツを楽しめます。

VR新感覚スポーツ「WARP BALL」

出典:ソフトバンク

SoftBankが開発した、仮想空間を舞台にした新しいスポーツがWARP BALLです。1対1、バットでボールをゴールに入れるだけのシンプルなルールですが、現実とは違った動きをするボールの軌道などVRならではの醍醐味が盛り込まれており、シンプルだからこそ白熱したプレイが楽しめます。また、通信会社だからこそ実現可能な遠隔対戦も魅力のひとつです。遠く離れた友人や、たとえば地球の裏側からでも、仮想空間に作られたスタジアムを訪れて対戦することができるのです。

2017年夏の「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭りSUMMER STATION」(通称:サマステ)で体験することができましたが、現在のところ恒常的に体験できる施設はありません。今後の展開に期待が膨らむプログラムです。

抜群の臨場感!VRスポーツ観戦

スポーツはやるより見る派という方には、スタジアムや球場などに足を運べないときでも試合の臨場感を味わうことのできるVRアプリをご紹介します。観戦しながらビールを1杯、なんてことも、飲酒運転の心配をする必要がないので気ままに楽しめます。

J SPORTS VR

© J SPORTS Corporation

スマートフォンとVRゴーグルを使用するスタンダードなVRアプリです。コンテンツがスポーツに特化しており、プロ野球選手のバッティング練習やカーレースのオンボードカメラ映像など、ファンにとって最高の動画の数々が360度動画で楽しめます。LIVE配信もあるので、中継はCMなどで中断されるのが不満だという方にはうってつけです。

また、360度動画やLIVE配信の他に、VR内に作られた巨大スクリーンを使って動画を楽しむこともできます。

LiveLike

LiveLikeは、スポーツ観戦や過去の試合動画を遠く離れた人とも一緒に観て盛り上がれるVRアプリです。アプリを起動すると仮想空間内にある部屋にアバターが出現します。facebookで繋がっているLiveLikeをインストールしている友人たちとその部屋で一緒にスポーツ観戦をすることができます。3Dオーディオを採用しているので、試合のほうを見れば試合の音声が、友人のほうを向けば友人の話す声が大きく聞こえ、よりリアリティのあるVR体験ができます。

LIVE配信の試合であっても、簡単な動作で視点のカメラを切り替えたり巻き戻したりと機能が充実しており、VRゴーグルがなくともゴーグルを使用したときと同じ視界を共有できるスリムダウン版も展開しています。

NextVR

NBAや全米オープンなど、アメリカのプロスポーツをVRで観るならNextVRがおすすめです。対応するVRのプラットフォームが限られていますが、独自の撮影機器を使ったLIVE映像は遠近感も感じ取れてまさに「その場にいる」感覚を味わえます。

スポーツ以外にミュージシャンのライブなども配信しており、今後ますますストリーミング配信のジャンルを増やしていくことが期待されています。残念ながらまだ日本語には対応していないのですが、だからこそ英語の勉強にもってこいかもしれません。

対応しているVRプラットフォームはGoogle Daydream View、Gear VR、playstation VR、Windows Mixed Realityの4つです。

プロスポーツ選手もVRをトレーニングに利用

いまやVRは物珍しい遊びではなく、開花しはじめた文化として目覚しい発展を遂げています。それはスポーツでも例外ではありません。トレーニングや練習などに取り入れられているVRをご紹介したいと思います。

楽天が採用したNTTデータのVR練習システム

NTTデータの研究するメディア処理技術と、楽天イーグルスの持つ膨大な実践データが組み合わさることで実現したVRを用いた練習システムは、試合の第1席よりも前に本番さながらのバッティング練習ができることから楽天選手たちの間で「第0席」と呼ばれるほどの精度の高さを誇ります。

実際の投球コースをVRで再現することにより、HMDを装着した選手にはあたかも試合でバッターボックスに立っているかのような臨場感で練習ができるのです。導入から日が浅いため実施効果の評価はまだ難しいとのことですが、シーズンを重ねていくことでいずれ効果の程を知ることができるでしょう。

またNTTデータは全英オープンゴルフのオフィシャルパトロンを務めており、会場内にある自社の作成した巨大ディスプレイにAR技術でゴルフコース全体を俯瞰し、好きな場所から見ることができる機能を実装し、新たな観戦方法を生み出そうとしています。

ベイスターズが採用した「iCube」

独自のデータを使用した楽天と違い、横浜ベイスターズが採用したVRシステムは球場に導入された球速や軌道を記録するための「ボールトラッキングシステム(トラックマン)」に蓄積されたデータを使用します。海外では既にアメリカのメジャーリーグで複数の球団が導入しているiCubeですが、日本ではベイスターズが初めてということで注目が集まっています。

現在iCube内にはベイスターズ以外の11球団82投手のデータが入っており、記録を照合することによって「昨年のあの投手の、あの試合あの場面」と投球を指定することも可能とのこと。楽天×NTTデータの独自VRトレーニングと併せて、これからの球界を牽引していく鍵はVRに秘められているようです。

まとめ

多忙でなかなかスポーツやジム通いができない人でも、VRなら自宅で気軽に運動ができます。雨や雪で外出を中止することになったとしても、VRなら天候を気にせず友人たちとスポーツ観戦ができます。これからは、VRでもスポーツを楽しむ時代になっていくのではないでしょうか。

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