VRゲーム

VRの人気FPS(本人視点シューティング)ゲームをご紹介

シューティングゲームは人気のゲームジャンルです。その中でもFPS(本人視点シューティング)は、高い没入感を得られるVRにとてもマッチしています。

そこで、人気のVR FPSゲームを9つご紹介します。さらに、FPSをより楽しむことができる「PlayStation VRシューティングコントローラー」についても説明します。

FPS(First Person Shooter)とは?

FPSはFirst Person Shooterの略で、本人視点のシューティングゲームのことです。ゲームに登場するキャラクターと同じ視点でゲームの世界を体感することができます。FPSと似た言葉でTPS(Third Person shooter)がありますが、これは第三者視点でキャラクターを操作するものです。

FPSは登場人物と同じ物を見てそのキャラになりきることができるため、VRと相性の良いゲームシステムと言えるでしょう。

人気のVR FPSゲーム9選

FPSは人気のあるゲームシステムですが、VRの発展に伴いVRゲームへと進化してきています。ここでは人気のある9つのVR FPSゲームについて、対応ヘッドマウントディスプレイ、概要、料金などを併せて紹介していきます。

Bravo Team

PS VR対応のFPSです。純粋にリアリティの高い銃撃戦のゲームですが、このゲームの特徴はパートナーと二人で協力しながら戦場を攻略していくという部分です。二手に分かれたり、一緒に特攻したり、片方が接近してもう片方が後方から射撃するなど、協力プレイにより様々なゲーム性が生まれていきます。

PS Camera、PS Moveモーションコントローラー、PS VRシューティングコントローラー対応です。値段は4900円+税です。「PlayStation VR シューティングコントローラー同梱版」も同時発売されています。


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Farpoint

こちらもPS VR対応ゲームです。荒廃した土地でエイリアンなどを相手に銃を撃ちストーリーを進めます。ホログラムに映し出された映像があったり、レーザーガンのような銃を持っていたりと近未来のSFチックなFPSゲームです。敵も地球にいない巨大なクモがいたり、光る植物のようなものがあったりと、地球とは別の惑星感をVRで楽しめます。
PS Camera必須、PS VRシューティングコントローラー対応です。価格は5900円+税。


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Overkill VR

SteamのゲームでありPCでプレイできます。HTC ViveOculus Riftなどのヘッドセット対応です。値段は1980円になります。

複雑に入り組んだ街の中に隠れている敵が飛び出してきて、それを撃つというゲームセンターにありそうなタイプのFPSゲームです。プレイヤーの操作するキャラクターの位置は変わらず、視点だけを変えてシューティングを行います。

Front Defense: Heroes

こちらもSteamのゲームです。対応ヘッドセットはHTC Viveのみになります。値段は820円。

物陰に隠れ、そこから身を乗り出して敵を撃ちます。銃を撃つだけでなく、顔を上げたり顔を下げ物陰に隠れたりという動作もあるため、結構運動量が多いゲームと言えるでしょう。HTC Viveのコントローラーを扱うため、PS VRシューティングコントローラーよりもリアリティが欠けるかもしれませんが、その分小回りが利き自由なプレイが行えます。両手を使ってリロードの操作を行なったり、片手で銃を撃ち武器の変更を行なったりすることが可能です。

GUNGRAVE VR

2002年に発売されたPS2のゲーム『GUNGRAVE』が、PS VRでまさかの新作です。価格は3200円。

プレイヤーはVR空間で銃の操作を行いますが、基本的に操作するキャラクターは目の前に見えており、第三者視点でゲームを行います。しかし、攻撃によってはFPSシステムに移り本人視点のプレイになります。FPSの要素とTPSの要素が両方ある珍しいVRゲームではないでしょうか。


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Firewall Zero Hour

PS VRのゲームでPS VRシューティングコントローラーにも対応しています。価格や日本での発売時期など詳細はまだ未定です。

4対4のチーム戦であり、攻撃側と守備側に分かれてゲームが行われます。ボイスチャットなどでチームと情報を交換しあい、協力プレイをしながら行われる攻防戦です。

Fallout 4 VR

SteamのゲームでHTC Vive対応です。価格は税込で7980円になります。

人気のFalloutシリーズがついにVR化しました。Fallout4にもあったステージがそのままVRになっているため、Fallout4をプレイ済みの人は馴染み深い場所がVRになっており不思議な感覚を味わえるでしょう。移動する際に角が暗くなって視野が狭まることで、VR酔いを軽減する工夫がされています。

DOOM VFR

PS VR用ソフトであり、PS VRとPS Cameraが必要です。シューティングコントローラーも使用できます。狭い通路や建物の中で、エイリアンを射撃しつつストーリーを進めて行きます。

このゲームではVR酔いを軽減するため、2種類の移動方法を取り入れています。一つが「テレポート」であり、スローになっている中移動場所を決め瞬間移動することで、走る行為をしなくなり酔いが無くなります。もう一つが「突進」で、長距離を一気に移動するため、こちらも酔いが起こりにくいです。


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バイオハザード7 レジデントイービル

PS VR、XboxOne、PC対応のゲームです。バイオハザードの作り込まれたホラーとアドベンチャーをVRでプレイすることで、より大きな恐怖とハラハラ感を味わうことができます。FPSですがシューティングだけでなく、接近戦を行なったり、脱出のため探索してアイテムを見つけたりなど、様々なVRアクションが楽しめます。


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【参考記事:PSVR「バイオハザード7レジデントイービル」のレビュー

FPSをより楽しめる「PlayStation VRシューティングコントローラー」

VRのFPSゲームでは「PlayStation VRシューティングコントローラー」を使うことで、より臨場感のあるガンシューティングを行うことができます。

ヘッドマウントディスプレイを使うことで、ゲームのキャラクターと同じ視点、同じ音を体感することができますが、シューティングコントローラーがあればそれに加え、実際の銃と同じようにトリガーを引き銃弾を撃つことが可能です。VR空間でリアルなガンシューティングを行う際は必須とも言えるアイテムです。

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FPSはVR酔いに注意

VRゲームをプレイしていると、人によっては酔うことがあります。FPSでは、この「VR酔い」が起こりやすいので、適宜休憩を挟みながらプレイすると良いでしょう。

VR酔いの原因として、現実世界の動きとバーチャル世界の動きがリンク出来てないことなどが考えられています。FPSでは、バーチャル世界と同じ映像、音声、銃の構えをしますが、「走る」という行為は現実では行いません。そのため、走っているはずなのに実際の体は止まっているため、感覚がズレ、酔いが起こるようです。

【参考記事:VR酔いの原因と対策について詳しく説明

まとめ

FPSはVRと相性のよいゲームシステムです。VRがまだなかった頃でもFPSは画面の中のキャラクターと視点を同期することができましたが、VRになることでより一体感が強まりました。さらに、シューティングコントローラーを使うことで銃の操作までもゲームの世界と同じになります。

FPSはVR酔いが起こりやすいですが、Fallout4 VRやDOOM VFRなどでは、視野を狭めたりテレポートを使ったりなど、VR酔いを軽減する機能も登場してきています。今後もより楽しみやすく進化していくことでしょう。