秋葉原にある5つのVR体験施設をご紹介

VRを体験できる施設は都内に増えてきています。大規模な施設は新宿・渋谷・池袋にありますが、オタクカルチャーの聖地・秋葉原も例外ではありません。

この記事では、秋葉原でVRアクティビティを体験できる施設の特徴や料金、アクセスなどについて詳しく説明します。

SEGA VR AREA AKIHABARA

出典：SEGA VR AREA AKIHABARA

2017年6月に営業が開始したこの施設は、秋葉原の電気街中央通りにある「クラブセガ 秋葉原新館」の6Fに存在するVRアトラクション施設です。SEGAによって運営されており、第一弾コンテンツとして「MORTAL BLiTZ FOR WALKING ATTRACTION」を体験することができます。

こちらのVRコンテンツは韓国のSkonec社が開発しているゲームで、現実の空間を歩き回りながらVR空間を自由に動き回ることができます。銃型のコントローラーを使って、迫りくる敵に向かい銃を使って倒していくというアクションゲームです。

出典：SEGA VR AREA AKIHABARA

体験する際には、バックパック型PCとヘッドマウントディスプレイ、ヘッドフォンやマーカー付きのグローブを装着します。実際にVR空間を自分の足で歩いて移動することができるため、通常のVRアトラクションよりも臨場感と没入感のある体験をすることができます。さらに、周りにいるスタッフの方がオペレーターとして世界観を守りつつ誘導してくれるので、誰でも安全に楽しくVR体験をすることができます。

VRデキル!!BOX アイ・カフェ AKIBA PLACE店

出典：VRデキル!!BOX

全国の様々な店舗や展示会で開催されていた移動型VR体験スペースの「VRデキル!!」が、秋葉原のアイ・カフェAKIBA PLACE店で常設型のVR施設として2017年にオープンしました。

ここで体験できるVRデバイスは現在5つあり、VRフィットネスマシン「ICAROS（イカロス）」、VRライドシミュレーター「SIMVR（シンバ）」、PC向けのVRヘッドマウントディスプレイ「FOVE」、モバイル向けVRゴーグル「Gear VR」、「PicoNEO LIGHT」が用意されています。

「ICAROS」はドイツ製のVRフィットネスマシンで、うつ伏せの状態で体のバランスを使って操作を行います。3つのモードが体験でき、自由に空を飛んだり、レースのようにリングをくぐったり、飛行しながら敵を倒すシューティングなどが用意されています。

「SIMVR」は4軸制御のモーション駆動により、繊細な動きをリアルに再現した多軸モーションシミュレータシステムです。ロボットに乗り込んで操作したり、臨場感あふれるレースを楽しんだり、グライダーで宙を舞ったりと、美しいVR空間の中を思う存分体感することができます。

「FOVE」は視線を追跡する装置が搭載されているヘッドマウントディスプレイです。視線を用いたコンテンツを体験することができ、「明日菜と会えるFOVE VRホーム」、ホラーコンテンツ「Grandma’s Doll」、尋問を受ける「Judgment」、視線を活かしたパズルゲーム「Rainball」、ロボットアクションゲーム「Project Falcon」など様々なコンテンツが用意されています。

「Gear VR」では「VR THEATER」を体験することができます。「VR THEATER」では、「攻殻機動隊 新劇場版 VIRTUAL REALITY DIVER」、「進撃の巨人展360°体感シアター“哮”」といったVRコンテンツが20種類以上用意されており、臨場感あるVR動画を体験することができます。

出典：VRデキル!!BOX

「PicoNEO LIGHT」では、様々な少女との出会いから心の距離の変化、別れのストーリーを短い動画の中で体感できる「東名少女」を体験できます。たくさんのVRコンテンツやデバイスが用意されており、体を使って体験することができるVRアクティビティ施設です。

出典：VRデキル!!BOX

ドスパラVRパラダイス

出典：Dospara Express

PC関連ショップのドスパラが2016年7月にドスパラ秋葉原本店5FにオープンしたVR体験施設です。

ここでは、ドスパラが販売しているVR推奨の高性能PCとヘッドマウントディスプレイ「HTC VIVE」を使ったVRコンテンツを無料で体験することができます。「HTC VIVE」は一定の空間内のヘッドセットの移動をトラッキングしてくれる「ルームスケールVR」によって、VR空間内を移動することができます。

出典：Dospara Express

このドスパラVRパラダイスで体験できるVRゲームはSteamが提供しているVRコンテンツの他に、店舗のみで体験できる「初音ミクVR」、「オルタナティブガールズ」、「乖離性ミリオンアーサーVR」、「VRぱずえん温泉」、「Farnsworth Coaster – Prize Rush」、「HopStepSing!」、「ピナのVR撮影会 Photo session」などが用意されています。

このようにたくさんのVRコンテンツが用意されており、無料なので気軽に体験できるスペースです。

カラオケアドアーズ秋葉原店

カラオケアドアーズ秋葉原店は、ゲームやアニメカフェ、プリクラなど総合エンターテインメント事業を展開しているアドアーズが運営しているカラオケ店です。カラオケ店内でVR動画を視聴する体験ができます。

「VR THEATER」で体験できるコンテンツは「進撃の巨人体感シアター“哮”」、「恐竜戯画」、「劇場霊360°」、「攻殻機動隊 新劇場版 VIRTUAL REALITY DIVER」などの有料コンテンツのほかに、ももクロや初音ミク、ライチ、スポーツや観光などの無料VRコンテンツも体験することができます。

カラオケ店なので家族や友達と気軽にVRを体験することができます。

ツクモVR.

© Project White Co., Ltd

こちらは秋葉原ツクモパソコン本店がある通りの角に位置する、VR専門のフロアです。

ツクモが取り扱っているVR対応の高性能PCのほか、HTC VIVEが用意されており、高品質なVR体験をすることができます。また、スマホ向けのVRゴーグルも取りそろえられており、自分が持っているスマートフォンでゴーグルを実際に試しで使ってみることができます。

VRアイドル「HopStepSing!」や、「乖離性ミリオンアーサーVR」、地中を掘って発掘した武器で戦うオンライン対戦ゲーム「DIG4 DESTRUCTIOM」などのVRコンテンツを体験することができます。

まとめ

スマートフォン向けの低価格なVRゴーグルが近年販売されていますが、本格的なVRを体験することはなかなかできる機会は多くありませんでした。しかし、今回ご紹介したような秋葉原のVRアクティビティ施設では、小さい規模ながらも本格的でより臨場感のあるVR体験をすることができます。

都内では大規模なVR施設が続々と増えてきていますが、秋葉原のカルチャーを活かしたVR体験施設で本格的なVRをぜひ体験されてみてください。