今年4月からアニメの第4期が放送中の『キングダム』。映画『キングダム2』の公開も7月15日に控えていますが「続編の公開まで待てない!」なんて言っている方のために!今回は、他にもあるある『三国志』がテーマのオススメ映画を3本ご紹介していきたいと思います。
①原作は累計発行部数8,700万部越え『キングダム』
続編がでる前に、まずはキングダム 映画の1作目から復習しておきましょう!原泰久による漫画『キングダム』を山崎賢人さん主演で実写化、2019年に公開されました。
紀元前245年、春秋戦国時代の中華・西方の国「秦」。戦災孤児の少年の信(山﨑賢人)と漂(吉沢亮)は、いつか天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛練を積んでいる・・・というところから物語はスタートします。豪華な出演者たちに加えて、アクションシーンも満載で見どころたっぷりです。原作の漫画を知らなくても、もちろん楽しめる作品ですし、この映画を見たら原作も知りたくなるという面白さがあります。
②絶対外せない!2008年公開の2部作品『レッドクリフ』
アメリカ・中国・日本・台湾・香港・韓国からスタッフ・キャストが集結した、ジョン・ウー監督による中国のアクション映画です。この作品は2部構成となっており、前編の『レッドクリフ Part I』が2008年に、後編の『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』が2009年に公開されています。実は、一作のみの製作予定だったのですが、5時間を超える長編になってしまったために一部の地域を除いて、2部構成に分けての上映となったという経緯を持っています。
中国文学の四大古典小説とされている羅貫中の『三国志演義』を基に、史実やオリジナル創作を交えて「赤壁の戦い」を描いた歴史アクション超大作。アジア映画史上最大の規模で製作された圧巻の映像スケールと、三国志を知らない人でも楽しめる構成で大ヒットしました。戦闘シーンの大迫力は、三国志に興味がなくとも楽しめる映画です!日本からは天才軍師・諸葛孔明を演じた金城武さんと、周瑜に仕える軍人・甘興を演じた中村獅童さんが出演しています。
③レッドクリフと同時期に出たド直球なタイトル『三国志』
中国・韓国・香港合作の映画で、蜀の君主・劉備に仕えた平民出身の英雄・趙雲を描いた歴史大作です。主人公の趙雲を演じるのは、「インファナル・アフェア」「LOVERS」のアンディ・ラウ。脇を固めるサモ・ハン・キンポーもいい味出しています。
本作は「歴史的三国志を見る」というよりも、趙雲のストーリーや俳優陣の演技を堪能したい作品となっています。趙雲に焦点を当てているのでほかの三國志メンバーはあまり出てきせんが、趙雲を堪能するにはもってこいの作品!見どころは「長坂の戦い」を見事に描ききっているところではないでしょうか。
最後に
長い歴史を持つ中国の始皇帝の時代の史実物語3作品をご紹介しました。気になった作品はありましたか?三国志を知ってから映画を見るもよし、映画を見てから三国志を知るもよし。まだ1作も見たことない方は、ぜひご覧になってみてください。