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大人になっても観返したい!ジブリの名作映画3選

大人になっても観返したい!ジブリの名作映画3選

日本が世界に誇る、スタジオジブリのアニメーション映画。2022年11月にはジブリ映画の世界観を再現し、体験できる、新しい形のテーマパーク「ジブリパーク」がオープン予定となっています。

子供から大人まで楽しめるスタジオジブリ 映画は、大人になった今でも何度でも観返したくなりますよね。そこで今回は、ジブリ映画作品・全25作の中から、筆者が選ぶ名作映画3選をご紹介します。

1.風の谷のナウシカ

1984年に公開された「風の谷のナウシカ」は、スタジオジブリがアニメファンの注目を集めるようになっていくきっかけとなった作品です。戦争によって文明が崩壊した世界を舞台にしたSFファンタジーで、面白いだけではなく、社会に何かを訴えかけるような部分があるといわれています。

実は「風の谷のナウシカ」には、原作漫画があることをご存じでしょうか。1982年にナウシカ 原作漫画の連載が開始され、それから12年後に最終回を迎えられました。映画公開以降の10年間に展開した物語は、映画作品よりもさらに濃密で緻密に描かれており、映画と違う設定や、深いストーリーにファンから絶賛の声で溢れています。

2.もののけ姫

1997年に公開された「もののけ姫」は、公開当時193億円という破格の興行収入を記録。宮崎駿監督が構想16年、制作に3年もの年月をかけたという超大作として話題になりました。「自然と人間」がテーマとなっており、自然の残酷さ、人間の冷酷さ、どちらが恐ろしいかをストーリーを通して描かれています。それゆえに、キャッチコピーの「生きろ」は人間と自然の両方にかかっている言葉といわれており、心動かされる作品です。

また、世界遺産に登録されている屋久島「白谷雲水峡」は、もののけ姫の舞台といわれており、生命の神秘と力強さを感じさせてくれる観光スポットです。

3.となりのトトロ

1988年に公開され、瞬く間にジブリ映画の代表作となった「となりのトトロ」は、公開から30年以上たった今でも多くの人に愛されており、何度見ても飽きない映画です。昭和30年代前半の日本を舞台に、姉妹の絆と家族愛が感じられるファンタジー作品なっており、観る人にどこか切ない思いを抱かせ、大人をも引き込まれる魅力があります。また作品に登場する不思議な生き物「トトロ」や「猫バス」、「まっくろくろすけ」は老若男女に愛されるキャラクターとして爆発的な人気を集めましたよね。

挿入歌である「さんぽ」は、学校でも教えられるほど知名度が高く、楽曲も含め子どもから大人まで誰もが楽しめる作品となっています。

【番外編】二ノ国

番外編として、2019年公開の『二ノ国』をご紹介します。こちらは、レベルファイブの人気RPG「二ノ国」シリーズを長編アニメーション映画化した作品なのですが、監督を務めるのはスタジオジブリで高畑勲、宮崎駿作品の多くを支えてきた百瀬義行氏。音楽もジブリ作品でおなじみの久石譲氏が担当しています。ジブリの世界観も織り込みながら、現実世界と並行する魔法の世界「二ノ国」を舞台に繰り広げられる少年たちの冒険を描いたこの作品も是非ご覧ください!

まとめ

宮崎駿監督が手がけるジブリ映画は、これまでたくさんの人を魅了しつづけています。子供向けの作品とは思えないほど、思想的奥深さや強いメッセージが込められており、いつまでも色あせない名作として語り継がれています。

今回ご紹介した3作品以外も魅力が詰まった作品が多いジブリ映画は、楽しめること間違いなしです。次の週末は家族や恋人、友達とジブリ映画を一緒に楽しんではいかがでしょうか。