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実は奥深い!作者・藤子F不二雄が遺したドラえもん 名言集

実は奥深い!作者・藤子F不二雄が遺したドラえもん 名言集

日本のマンガ文化に多大な影響を与えた作品、ドラえもん。藤子F不二雄による本作品は、いつの時代も多くの読者たちを楽しませてきました。ドラえもんの名言は、実は深い哲学や人生の教訓を含んでいます。今回は、藤子F不二雄が遺した奥深いドラえもんの名言集をご紹介します。

意外と深いドラえもん 名言まとめ

「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ」

先祖の代わりに戦で手柄を立てることになったのび太。どの軍に加わるべきか悩み、どちらの軍が正しいのか?と尋ねた時のドラえもんの回答です。どちらの考えが正しいかなんて、立つ立場によって変わります。完全な「善」、完全な「悪」というものは存在しないのです。争いの絶えない世の中で、まさに核心を突いた名言といえます。

「人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか」

竹馬を練習するのび太に対してドラえもんが放った言葉。「他の人はできているのに自分だけできていない」という劣等感は誰もが抱くものです。しかし実際には、周りの人が少しだけ自分より努力していたり、少しだけ観察力が鋭かったりするだけで、それが小さな違いを生み出していることがあります。その小さな違いを見つけ出せれば、大きく前進できるのではないでしょうか。

「『道を選ぶ』ということは、必ずしも『歩きやすい安全な道を選ぶ』ってことじゃないんだぞ!」

のび太は分かれ道でどちらに進めばいいか迷い、ドラえもんに助けを求めました。出てきた道具は「未来を少し見る」もの。その道具によると、どちらの選択肢もトラブルがあることが分かり、のび太は困り果てます。その際にドラえもんが放った言葉です。楽な道を選ぶことが正解とは限りません。時には危険な道に挑戦するのも必要です。その道が正解か不正解かは、自分次第だと教えてくれる名言です。

「りっぱすぎる決心は、きっと3日坊主になるから」

のび太が将来、子供たちに優しく立派なパパになると語っている最中に、ドラえもんが放った言葉。夢や目標を掲げるのは素晴らしいことです。しかし同時に、大きすぎる目標はそれだけ困難なもの。いきなり身の丈に合わない努力をすると挫折してしまうことが多いです。まずは自分にできる小さな目標を決め、一歩ずつ達成していくことが大切です。

「いちばんいけないのは、じぶんなんかだめだと思いこむことだよ」

ドラえもんに好きな猫が出来て、自分を卑下して弱気になっている姿に、のび太がかけた言葉です。いつもの立場と逆転して、のび太がドラえもんを励ます姿に胸が熱くなります。「自分なんてダメだ」という考えは、自分が行動しない理由を作っているだけにすぎません。周囲からバカにされることが多いのび太だからこそ出た言葉なのでしょうね。

「あったかいふとんで、ぐっすりねる!こんな楽しいことがあるか」

0.93秒あれば眠りにつける特技を持つのび太の名言。何かと忙しい世の中、しっかりと眠れていない人も多いのではないでしょうか。たまにはのび太のように、あたたかい布団に入ってぐっすり寝ましょう。

最後に

心に響くドラえもんの名言を紹介しました。これらの名言は、時を超えて多くの人々に感動を与えています。我々に勇気や希望を与えてくれるドラえもんですが、まだまだ奥深い秘密が隠されています。他にもドラえもん 身長など、意外な事実があって面白いですよ!