8月27日、28日に放送され、ジャにのちゃんねるがメインパーソナリティーとして出演、EXIT兼近さんが24時間マラソンを走り、加山雄三さんが歌う「サライ」が最後、キャッシュレスなどによる募金総合計が3億円を超えるなど今年も話題がたくさんあった日本テレビ系列の「24時間テレビ45」。その24時間テレビの中で毎年話題となるのが、土曜日の夜放送されるノンフィクションドラマです。毎年20%前後の視聴率を獲得しており、今年は劇団ひとりさんが監督・脚本を、浅野忠信さんが主演を演じることでも話題となりましたね。
そこで今回は24時間テレビ45スペシャルドラマ『無言館』についてまとめていきます!
24時間テレビ45スペシャルドラマ『無言館』とは?
劇団ひとりさんが監督・脚本を務め、主演を浅野忠信さんが演じた『無言館』とはどのようなドラマなのでしょうか。原作は窪塚誠一郎さんが記した『「無言館」ものがたり』です。
日本テレビのHPによると
戦争で亡くなった画学生の作品を集めた 小さな美術館、「無言館」。
「無言館」設立のために全国を駆け巡ったある男の物語。
太平洋戦争に出征する直前まで絵を描き続けた戦没画学生。
「あと10分、あと5分でいいから描かせてくれ・・・」
ある者は故郷にあるただの畦道を―― 。
ある者は夢に描いた家族の団らんの絵を―― 。
ある者は愛する女性を――― 。
画学生たちは許される時間の中でひたすら描き続けた・・・。
主人公・窪島はそんな画学生たち作品を展示する
「無言館」の開館にむけて立ち上がる。
そして、ラスト、窪島の前には感動の奇跡が待っていた――― 。
「監督・脚本 劇団ひとり×主演 浅野忠信」の
実力派タッグで織りなす、
実話をもとに描く本格ヒューマンストーリーです。
とされています。
戦没画学生の絵を展示するための美術館を創設するために奔走した、窪島誠一郎さんについて描かれた物語で、長野県上田市に実在する美術館が舞台となっています。
『無言館』のストーリー
日本テレビのHPによると無言館のストーリーは以下の通りです。
長野県上田市で美術館を営む窪島誠一郎(浅野忠信)は、画家の野見山暁治(寺尾聰)から、「戦争で命を落とした美術学校時代の仲間の絵を展示してほしい」と頼まれる。
窪島は難色を示すが、野見山と共に訪ねた伊澤民介(笹野高史)の家で、民介の戦死した弟・洋が描いた絵に目を奪われる。それは“すごく普通の絵”。
その絵に「見つけられた」と感じた窪島は、戦没画学生の絵を全国から集めて新たな美術館を設立しようと決意、野見山と共に絵を集める旅に出る。
行く先々で遺族らと出逢い、絵に込められた戦没画学生の思いに触れる中で窪島は「俺がこんなことしていいのか…」と迷い、さらに建設費や非難に疲弊しながらも、『無言館』設立に奔走。
そのひた向きな思いが、50年の時を超えた奇跡を呼び起こす―― !!
出演者一覧
今回のスペシャルドラマは、浅野忠信さんや寺尾聰さんをはじめ名だたる名俳優が出演しました。一覧でご紹介します。(出演者のお名前の敬称は省略しています)
窪島誠一郎(くぼしま せいいちろう)
演 – 浅野忠信
戦没画学生の絵を集め「無言館」を設立するために駆け巡った。
野見山暁治(のみやま ぎょうじ)
演 – 寺尾聰
窪島の良きバディである洋画家。窪島に「無言館」設立を勧める。
日高安典
演 – 影山拓也(IMPACTors / ジャニーズJr.)
戦争に向かう最後の最後まで恋人の姿を描き続けた戦没画学生。
雪江
演 – 八木莉可子(50年後:檀ふみ)
日高の絵のモデルとなった恋人。
日高稔典
演 – 大地康雄
戦没画学生・日高安典の兄。
伊澤民介
演 – 笹野高史
戦没画学生・伊澤洋の兄。
椎野力
演 – でんでん
戦没画学生の兄。
佐久間静子
演 – 由紀さおり
戦没画学生の妻。
丸山
演 – 皆川猿時
窪島の友人、美術商。
山領まり
演 – 渡辺真起子
古くなった絵を修復する絵画修復家。
椎野安子
演 – 根岸季衣
椎野力の妻。
椎野秀子
演 – よしのよしこ
椎野力の娘。
主婦
演 – 片岡明日香
現代の雪江の近所に住む主婦。
ドラマの反応は?
毎回賛否両論が巻き起こる24時間テレビ ドラマですが、今回はかなり好評のようです。その中には「24時間テレビのドラマではもったいない内容だった」「普通に映画としてみたい」「これまでのようなお涙頂戴ではなく、本当に感動する内容だった」などなど、コメントだけでもみてみようかな、と思われるようなコメントばかりでした。
まとめ
24時間テレビは24時間マラソンもさることながら、スペシャルドラマも話題となりますよね。特に今回は劇団ひとりさんが監督・脚本を務め、名俳優たちが演じるということもあり話題となっていました。ドラマの反響も非常に良く、映画化も求めるような声もありました。筆者自身、御涙頂戴的な内容は少し苦手ですが、今回のは純粋に感動しました。もし見ていない、という方がいれば、Huluで視聴できるようなので、ぜひ視聴されることをお勧めします!